プレリュードエキマニ交換の巻
エキゾーストマニホールド(通称タコ足)交換です。
基本的に排気熱にたっぷりやられて、ねじ類はすべて固着していると見て間違いないでしょう。
トルクのかけられる工具(スピンナーハンドル等)とCRC5−56のような潤滑剤を準備しましょう。
まず最初は取り付ける方のエキマニにサーモテープを巻きます。
ちょっと堅めのいがいがする布ですが
ステン製のエキマニですとやらない方がかっこいいかもしれませんが
排気流速を考えるなら断熱性があるので巻いた方がよいでしょう。
排気流速は熱い方が早いです。
サーモテープは一度水に濡らすときつく巻けますが色は悪くなります。
私のは白→灰色になってしまった。
JASMA認定プレート。車検対応です。
くるくる巻いた結果。これは2ピ−ス目。2−1部分です。
1ピース目。集合部分は取れにくいようにきっちり巻きましょう。
まずはジャッキアップしてウマ(リジットラック)をかけましょう。
今回はエキマニということもありセンター周りに潜って作業するために
サスの根本部分にかけています。
きちんとかかっているか確認しましょう。
タイヤのあったところからのぞき込むとこんな感じ。
ぐらぐらしたら非常にまずいのできっちりかけましょう。
こちらが純正の状態。
カバーを外し、エンジン側についているナットを外します。
固着はひどくないですが位置が難しいものもあるため工具を駆使して外しましょう。
こっちは触媒側。そんなに難しくはないですね。
2−1集合部付近(エンジンの真下)です。
振動吸収のため大きなジャバラが入ってます。
その左にたっている棒のようなものは排気音センサーです。
先にカプラーだけ外して排気管ごと外し、後からゆっくり外すのが吉です。
再使用します。
こっちはエンジン側をすべて外したところ。
メタルガスケットは再使用します。
ラジエータ裏側。
エキマニはこのあたりで2分割されます。
スタッドボルトが下向きに付いており、下に潜ってアンダーカバーをずらしながら
およそ400mm上に付いているナットを外すのですがかなり堅いです。
とても長いエクステンションと力のかけられるスピンナーハンドルが必要です。
エンジン真下付近。特に特筆すべきは無いですな。
触媒側。触媒を外すのはやめましょう。
新旧エキマニ比べ。後ろ半分です。
同前半分です。
よく見ると集合方法が違いますな。
最大の違いはジャバラの代わりに円錐状のガスケットを使用して
振動を押さえているところ。
取り付けるとこんな感じ。1ピース目と2ピース目の間は特にやりにくいので
十分時間をかけてやりましょう。
排気漏れが無いことをを確認して終了です。
チューニングマシンに近づきましたな!