プレリュードドライブシャフトブーツ交換の巻
FFの宿命ともいえるドラシャのブーツ交換。一般的に8年程度の経過やブーツ自体の損傷によって交換します。
損傷したままにしておくとドライブシャフトに砂・水等の異物が入り、旋回時にキーキー音が鳴ります。
こうなるとドライブシャフト全体を交換しなければならなくなります。
交換はほとんどの人はディーラーに頼んでしまうでしょう。
DIYでも割りタイプのブーツで交換してしまうのではないでしょうか?
私は・・・・・もちろん割ってないやつですよ。単価は割りタイプよりも若干安いみたいです。
車種によってはメーカー品と準メーカー品があり機能は同じですが安いものもあります。
割りタイプでも言えることですが、ブーツバンドの締め方は学習しておきましょう。
専用の締め機を使わなくてもしめる方法はあります。インターネットを探せば出てきますよ。
付近に黒い粘土状の物体が付着していれば締め具合が足りない証拠です。
今回の被検体のドライブシャフトブーツです。
これはまだ大丈夫でしたが割れるのも時間の問題でした。
ドライブシャフトを外す際に邪魔になるため、サスの一部を分解します。
これはブレーキディスク裏のボルトを外したところ。
当然ですがその前にセンターナットをゆるめておく必要があります。
カシメを外し、ナットをゆるめるだけですがものすごい力が必要です。
この作業のキモとなる部分でしょう。
ナットをゆるめる時の必殺技。
ディスクに回り止めのドライバーを差し込み、センターナットをゆるめるブレーカーバー(スピンナーハンドル)
にはジャッキを当てて、ジャッキを上げていきます。
ブレーカーバーがある程度湾曲したところでハンマーでナット周りや、ブレーカーバーにショックを当ててやるとはずれます。
外したドライブシャフト。
右側がアウトボード側でよく切れやすい方。
左はインナー側です。
交換時は両方交換してしまうんですが・・・・・・。
アウトボード側のベアリングは分解できないために古いグリスを可能な限り拭き取ってから
新しいグリスを盛りつけるようになります。
その結果生じた謎のクリーム状態。
あまりきれいじゃありません。