性能を低下させないパワーアップ法

基本的にチューニングして性能を上げるときは何かの性能を低下させることになります。しかし、性能を低下させずにパワーアップを図る方法も存在します。それはメーカーがコストや手間を省くためにあえてやらなかった事柄です。パワーアップの量は少しですがそれなりに効果のある方法を集めました。それを今から説明していきます。

 

・オイル交換

まさかは思いますがオイル交換を怠っている人はこのページを読む人にはいないと思います。もし長くオイル交換をしていないのならとりあえず交換してみましょう。それだけでもだいぶ性能が良くなります。本題はここから、オイルは量販店に行くと多種多様の物がありますが性能は基本的に値段に比例すると思ってください。オイルの値段が高いほど性能は向上します。ただしオイルの品質と車との相性がありますのでわからない人は店員さんに自分の車と乗り方を言って、良いオイルを選んでもらうのが良いです。ただ、値段の高いオイルだからといって耐久性は変わりませんのでいつもと同じサイクルで交換しましょう。オイル交換時に時々フラッシングもすると余計なカスも落ちるので良いと思います。

 

・アーシング

エンジン本体は電気を使用するためにコードがたくさん這っています。しかし、おそらくメーカーの手間の関係上でしょうか実際に電気が流れる量より少ない電気しか流せないコードがいくつかあります。そこにコードを追加することによって流す電気の量を増やし、エンジンをさらに調子の良い状態に持っていく方法です。やり方も市販品を使えばボルトの脱着だけなので簡単です。ただ自分でコードから自作する場合はコードと金具を接続しなければならないので多少難しくなります。効果は中低速のトルク向上と吹け上がりが良くなるとよくいわれますがほんのわずかだと考える方が無難でしょう。

 

・タイヤの交換・インチアップ

タイヤを今使っている物からさらに良い物へと交換しましょう。タイヤも消耗部品なので減ったときに交換する方が良いと思います。これによりグリップ力がアップし、良く曲がるようになります。さらにタイヤを交換するときにホイールを一回り大きい物にし、外径が変わらぬようタイヤを薄い物にします。これをインチアップといいます。これにより曲がるときにタイヤが力を吸収しなくなりその力が曲がる力に変わることによりさらに曲がりやすくなります。しかし、インチアップをすると路面の凹凸をタイヤが吸収しなくなるのでサスペンションなどに負担を与えるかもしれません。

 

・添加剤の追加

雑誌では良く効くとか言われますが真偽のほどがもっともよくわからない部類です。燃料に入れて混ぜる物とオイルに入れて混ぜる物がありますがオイルに入れる物の方が効果が大きいみたいです、やり方はどちらもタンクにどばどば入れるだけです。どの製品が良いかをしっかり調べる必要があります。また、車によって良く効いたり、効かなかったりするので値段の割に高い買い物になるかもしれません。